音信不通の物語
彼を親に紹介するという一大プロジェクトを終え、一安心の私でした
前に彼の仕事が忙しくなっていると言いましたが、その忙しさが一段と加速していきます
ある日の彼からのLINE
『大きな仕事が決まりそう!!連絡出来てなくてごめんね』
その1週間後、
『全然連絡出来なくて、本当にごめん。休みなしです』
私「元気そうで良かった、あまり無理せずにね。頑張って!」
彼『怒ってるね、ごめん』
私、怒ってなんてなかったんですけど彼は私が怒りながら待ってるだろうと思っていたんでしょうね
私『怒ってないよ、元気にしてるかなって心配してただけだよ』
彼が仕事人間で忙しいは分かっていたので、連絡ない間も全く責めるLINEしませんでした
でも、ちょっとずつ不満は溜まっていたと思います
「私のことは良いから仕事に専念して」って言えたらいい彼女だったんだけど、不満が大きくなっていたある日、彼を試すようなことを言ってしまいます
私「今度会えたときに話しがあるんだ」
彼『何の話?別れ話?』
彼が焦っている様子が分かります
私「別れたいの?」
彼『別れたいと思ったことは1度もないよ』
ここで止めれば良かった
彼『気になるから話しの内容を教えて』
私「会ったときに話すね」
話しなんて、私の不満を伝えて分かって欲しい…ただそれだけでした
完全に女性脳
忙しい彼の時間とエネルギーを奪ってしまいました
彼が今やらなきゃいけないことは、仕事
私がするべきことは、仕事への理解と応援だったのに…
自分のことばかりになってしまっていました
彼が頑張っている仕事が、将来の2人の為になるんだって心の底から思えれば良かったけど、そこまでの余裕がありませんでした
人の恋愛なら客観的にみれるのに、自分のことは難しいです
仕事が忙しい彼を持っている女性に言いたいことがあります
彼が忙しくなったら、
- 自分の予定を詰める
- 趣味を新たに見つけて自分を忙しくする
暇だから彼のことばかり考えるんです
この時期は、私の仕事が落ち着いていたので頭の中が彼で一杯でした
「忙しい彼はあなたの役に立たない」
そう思えれば、あなたの勝ち!意識を彼以外に向かせることが大切です
新しいことに挑戦する絶好の機会と思って、彼を気持ちよく仕事へ送りだしましょう
次会ったときに、より良い女になって彼を驚かせるんだって!!
何か目標を持つといいかもしれません
これは、私の反省です
彼が仕事で忙しくなったこの頃、彼からの連絡は3日に1回くらいのペースとなり1週間ないこともあるという時期に突入していました
彼とLINEしてから1週間後、彼と会えました
彼、出張先から1時間かけてきてくれました。文句なんて1つも言わない彼
LINEで彼にあんな態度をとってしまったので、何だかソワソワしてしまって彼と会えるのは嬉しいけど1日中心ここにあらずな状態でした
罪悪感も強かったんです
身から出た錆なので当たり前
私の大好きなお店で夕飯を食べお店を出たあと、彼が早速『話って何?』と言って来ました
私、内心ドキドキです「…」沈黙してしまいました
彼は話しを聞きにきてるのに
彼も沈黙『…』
彼、私が困ってる表情を見て何かを察したみたいです
追及してきませんでした、彼の優しさだったと思います
私は忙しい彼が会いに来てくれたことが嬉しくて、それだけで満足でした
困った彼女だな、と彼思ったかもしれませんね
彼と解散し、彼が着いたであろう時間にLINEしました
私「今日は疲れているのにわざわざ来てくれてありがとう。お仕事頑張ってね」
彼『こちらこそありがとう、今着いたよ。仕事行って来ます』
私「いってらっしゃい」
翌日もLINEがありました
彼『帰ったよ、今日も忙しかった』
私「お疲れさま、大変だったね。今日で7ヶ月みたい、いつもありがとう」
彼『こちらこそ、ありがとう』
親との対面を果たしてから20日後に会えたこの日まで、彼への不満や自分はどうしたいのかなどずっと自問自答していましたが、離れていたからこそ「彼が大事」ということに改めて気付けました
あまり好き好き伝えない私でしたが、「あなたの前でなら素直になれる。1人で色々悩んでいたけどやっぱり凄く好き」
この時ばかりは、素直に気持ちを伝えました
素直な人といると、自分も素直になれるものですね
4日後にまたLINEがありました
彼『あ~会いたい!でも、めっちゃ忙しいよ』
私「お疲れさま、会いたいね」
その4日後またLINEがありました
彼『おはよう!会いたいー』
1度無理に時間作ってもらってから、彼は会いたいばかり言うようになりました
会って良かったな、この時の私はそう思っていました
でも、次が彼と会える最後となります
こんなにラブラブな会話をしているのに…
仕事人間の彼は、仕事という戦場に心を持っていかれるのでした
音信不通の物語
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