音信不通の物語
彼と4日ほどメールを続け、会うことになりました。
自分にビックリ!!
出会って4日で知らない人に会うなんて、どうしたんだ私。自分に1番驚きました
さすがに会う前に顔知らないのは怖いので、写メを見せてもらった。
顔…整ってる!! 全然期待していなかったのでここでもビックリ
イケメンというより、整ってるが正しい
誠実そう、背高い、顔整ってる
何だか素敵そうな感じ。このとき知らないのは、彼のお仕事のみ
誠実そうな性格と顔だけで私興奮してしまいました
長くサイトを続けていると、たまに当たりを引くことあるんですよね
結果的には当たりではないけど素敵な人でした
いつもなら1ヶ月くらいはメールを続けて、どんな人が事情聴取する私
どうしてこの彼とは知り合って4日で会うなんてことになったのか今でも不思議
その時期、とにかく知り合ったら会おうっていう気持ちでいたから良かったのかな
いつもの自分よりは、フットワークが軽かったのは事実です
ここまで結構トントン拍子にきてて、縁ってこういうことなのかなって感じていました
初対面の日、彼の仕事終わりに会うことになりました
私の住んでいる場所の近くまで行くというので、来てもらうことに
夜の20時くらいに待ち合わせました。お酒が飲めるお店に行くことになりました
彼は待ち合わせ場所に先に着いてて、私は時間ちょうどに到着
初対面の日はあいにくの雨模様でした
私は彼に「着きました。花柄の傘持ってるよ」とLINEを送りました
彼が私を発見!!
顔が整った人が近づいてくる
彼は人ごみの中から私を探しだしてくれました
写真では見ていたけど、実物を見るまではどんな人か分からない
それは、男性も同じだと思う
凄くドキドキしていたのを覚えています
初めて交わした言葉は、「こんばんは」でした
無事にあいさつを交わし、彼と初対面を果たすことができました
初対面の日、お天気はずっと良かったのに夜には雨に変わりました
急に降ってきた雨なので、彼は傘を持っていません
彼が傘を持っていなかったおかげでさっそくのあいあい傘に
彼が濡れないように傘を差しだすも彼の背が高くて上手くあいあい傘ができません
彼は恥ずかしいのか、スタスタと私の前を歩きます
彼の背中が雨に濡れてるのを見て「あ~あ、雨で濡れちゃって。傘に入ればいいのに」って心の中で思いました
お店の予約は彼がしてくれました
駅から出て歩いて向かいます。待ち合わせの駅から歩いて5分でお店に到着
明るい場所で一瞬彼の顔を見て、すぐに歩きだしたのであまり彼の顔をじっくり見ていない
お店に入ってようやく彼の顔をじっくり見ることが出来ました
お店の照明が暗めだったので、私の恥ずかしい気持ちも少しやわらぎました
予約席に通され、彼と対面で座りました
なかなか目線が合わない
彼は私より照れているみたい
あまりに彼の照れが伝わってくるので、ジーッと見つめ返しました。意地悪ですよね
年上の余裕を見せたかったのかもしれません、私は平気だよーって。
お酒が飲めるお店だったので、頂きました
お刺身、お肉、お酒、美味しかったです。とっても幸せな時間でした
彼は相変わらず目を合わせてくれない。そんなに恥ずかしいのかな
思い切って彼に聞いてみた「彼女どれくらいいないの??」
彼『5,6年いない、ヤバイよね』だって。
もうね、凄くビックリしました!!
健全な20代男子が5,6年も彼女がいないってどういうことー
異常に照れていた理由が分かりました
長年、女性との接点がなかったんですね。どおりで照れすぎなくらい照れていた訳だ
理想が高めの私が、素敵な人だと思ったのにおかしい。
もしや、本当は女性に興味がない?何か理由がある?
色んな思いが頭をかけめぐりました
真相を聞くのがためらわれたので、彼に聞いていなかった仕事のことを聞くことにしました
私「何のお仕事してるの?」と彼に聞くと、『会社してるよ』と返事。
しばしかたまり…社長さん?社長さんなの…えええ?!!
それは…忙しいはずだよね。
ここで分かりました、仕事が忙しすぎて彼女いなかったんだなって。
彼は今まで頑張ってきた経緯、どんな思いで仕事をしてきたか一生懸命話してくれました
彼の年収も知らなかったので、それとなく聞いてみました。
婚活サイトではみんなチェック入れてますし、私も書いてたので。
私「あの企業は年収○○円くらいらしいけど、あれくらいあれば十分だよね」
彼『え?それだけでいいの?』
さすが社長さん、言うことが違う。上昇思考だなと思いました
彼の中では、もっともっとなんでしょう。
さぐりさぐり聞いてみたとこ、1500万くらいかなと思いました
ずっと走り続けてきたんだね
そろそろおあいそという頃、私お手洗いに立ちました
お手洗いから帰ってくると、彼は席に座って待っててくれました
で、彼からでた言葉が『もうお会計はすませたから』と。
え?
そんなスマートなことするの?
久しぶりのデートで一生懸命予習してきたのかなと思うと、とても可愛く思えました
「いくら払えばいい?」と私、お財布からお金を出したのですが『いらないよ』と彼。
強く言われたので、彼の言葉に甘え「ありがとう、ご馳走様でした。美味しかったね」とお礼を言ってお店を出ました
1、お会計もスマート
2、店員さんに横柄な態度もなし
これだけでもう素敵。私の中ではいい男に認定
お店に来たのと同じ道を帰りましたが、帰りはより彼を近くに感じ忘れられないあいあい傘となりました
音信不通の物語
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