音信不通の物語
初めて隣の県にドライブデートをした9日後と13日後にまたデートができました
夜のデートが多い私たちですが、付き合って1ヶ月目は午前中に会えていました
私は帰宅して彼にLINEしました
「今日もありがとう」と。
彼『こちらこそありがとう!!1ヶ月だね。これからもまだまだ続くけど、これからもよろしくね』とお返事
(まだまだ続くんだ、嬉しいなあ)って私思っていました
お付き合い1ヶ月といえば、ラブラブな時期。彼のテンションが高いのが伝わってきます
男の人って特に最初盛り上がる気がします
私はどちらかと言えば、変わらないタイプ
お付き合い1ヶ月目を迎え、次は13日後に会うことが出来ました
彼は美味しいものが好きなので、庶民の私からしたら値段が高めのお店へ行きたがります
日頃からの付き合いで美味しいものを食べているんでしょう
美味しくないお店の場合、『美味しくないね』とはっきり言います
私も【美味しくない】とは思っていても、はっきりは言いません
ご飯を作る大変さが分かっているので、なかなか「そうだね」って言えませんでした
今思うと、外食なんだから「私もそう思う、美味しくないよね」って言えてたら良かったなって。
当時は、モヤモヤしてました
彼は回転寿司には行きたくないらしく、回らない方に行きたがります
カフェやうどんなど一般庶民が行くような場所は、却下されてしまいました
いつも高いところじゃなくていいよ…って私が言っても無駄だったでしょう
【美味しいものが食べたい】が彼のスローガン
私にとって3000円~1万もすれば凄く高い食事に入ります。でも『何でも頼んでいいよ』って言ってくれるところは嬉しかったです
彼とは、カフェや庶民的なお店には行けないのが悩みになりました
高いお店はたまにで、普段は普通のお店でいいんだけど…逆にその方が嬉しいんだけど、と思っていました
そういうお店には、友達やか家族と行くしかありません
一緒に行きたかったのに、叶いませんでした
カフェでお喋りするのが好きなのは、女性特有なのかもしれませんね
友達のご主人もカフェが苦手で、一緒に行ってくれないと私に愚痴ってました
カフェが好きな男性はどこー!!
彼からの恥ずかしいLINE
『可愛いすぎてドキドキするんよ!!たまりません。ずっと大事にします』
なんて言ってました
2ヶ月目に彼にLINEすると、
私「今日で2ヶ月だね、知ってた?いつもありがとう」
彼『もう2ヶ月だね、来月は俺から言います笑。これからも仲良くお願いします』
と返事。
この頃の私はまだ若く、何ヶ月目とか気にしていたんですね。そんなものに意味なんてないのに
2ヶ月目を迎えても、私は一切お金を出していません
お財布出しても断られるので、もう出さないことにしました
お金ではなく、お菓子なら受け取ってくれるかなと思って少し高めのお菓子を渡すことにしました
すると、受け取ってくれたんです
甘党なので良かった、差し入れを断られることはありませんでした
お付き合いも2ヶ月が過ぎましたが、彼のテンションは依然として高め
いつもお金を出してくれる彼に、私に対して不満はないか聞いてみました
彼『hikikoちゃんに不満はないよ。いつ会える?凄く会いたい!!』
すぐに『会いたい』という彼
ちょっと落ち着いてと内心思っていました、だって男の人のテンションが高いのって3ヶ月~半年くらいだから
絶対、態度が変わるというか落ち着くから落差が激しいのを目の当たりにするのは悲しい
早く普通にならないかな…
彼、仕事中にいきなり電話してくることがあり、
彼『いきなり電話ごめん。声聞きたくて笑 あと電話していい?』と電話してきてビックリさせられることもありました
女性なら経験あると思いますが、男性からの『写真送って』攻撃
彼も例にもれず【写真送って男】でした
顔写真なんてそんなに撮らない私ですが、頑張って自撮りして(…)彼に送りました
彼『この写真凄く好き、癒される』『送ってくれたら凄く嬉しい、ドキドキする』『会いたいがさらに増す、マジ引っ付きたい』
なんて、甘い言葉を吐く吐く。
相手を転がしていたのは私のはずでしたが、いつの間にか私が彼にコロコロされていたのでした
素直って罪だな…
いくら肩書きがあっても、彼もただの男です。彼は私に癒しを求めていたんだろうと思います
彼のLINEの内容だけ見ると、癒しになれていたのかなって思うけど本当のところは分かりません
私は、仕事に熱中している彼を尊敬していました
仕事の愚痴をこぼすこともなく、一生懸命に取り組んでいました
デートでは送り迎えしてくれ、支払いも当たり前にしてくれ、怒ることもなく優しく接してくれていました
なかなか、こんな出来た男性いないと思います
会うたびに彼に感謝を伝えてはいましたが、いつの間にか彼のしてくれる1つ1つが私にとっては当たり前になっていたのかもしれません。今振り返るとそう思います
音信不通の物語
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