音信不通の物語
旅行当日のお宿は、夕飯が部屋食でした
仲居さんが各部屋へお膳を持って来てくれるスタイルだったので、仲居さんと談笑しながら食べられとても楽しい時間となりました
食べ終わったのが20時くらい
彼は長距離運転でお疲れだったので、すぐに眠りに入りました
起こすのは可哀相なので、そっとしておいてあげました。私は1人で温泉を楽しむことに。
1人温泉もいいですね、沢山の温泉があったので楽しめました。夜は人が少なくて、ゆっくり入れましたよ
2時間弱お風呂を楽しんだ私が部屋へ戻ると、彼はまだ爆睡中
私も眠くなり、彼に「おやすみなさい」と声をかけ寝ることに
寝入って少しすると、彼が『おはよ』と声をかけてきました
続けて、彼『お風呂行こう』と言ってきます
内心、(え?寝たいな)と思いましたが、「分かった、行こう」と言って温泉へ
別々のお風呂だったけど隣だったので、時間を決めて待ち合わせをしました
お風呂から上がり、「気持ち良かったね」なんて2人で言いながら部屋へ戻りました
部屋へ戻る途中、川のせせらぎが聴こえてきて「幸せだなあ」って。いい時間…
私自身も日頃の喧騒から離れることができ、とても癒されました
部屋へ戻ると2人ともすぐに爆睡。こうして旅行初日が終わりました
彼も自分の夢を叶えることができ、嬉しかったと思います!
私も彼の夢を叶えてあげることができ、幸せでした
願いってずっと思っていれば叶うんだなって、実感した瞬間となりました
旅行2日目も同じお宿
あいにくの雨だったので、遠出するのは止めました
宿の中のお土産屋さんや、温泉街を散策
温泉に入ったり、買い物したり食べ歩きをして過ごしました
旅行3日目
3日目は、お宿を別の場所にとりました
雨があがってくれたので、仲居さんに聞いたおすすめの観光地へ
そこまでは車で2時間かかるとのこと、行って帰って4時間。長距離運転になります
判断は彼に任せました
彼『せっかくここまで来たんだから行こう』と言ってくれたので、行くことになりました
目的の観光地までドライブ開始!!
知らない土地で知らない場所に行くのに、まったく迷わない彼。凄いなーっと感心するばかりでした
男性は地理に強いとは言うけど、安心して任せられるっていいなって思いました
私なら何回迷っているでしょう、想像するだけでゾッとします
無事に有名なお城に到着
到着したときの天気は曇り空、有名な観光地でしたが平日だったこともあり人がまばらでした。良かった!
彼も来てみたかったみたいで、喜んでいました
彼いつものように一生懸命立て看板を読んでいました
可愛い姿です
出店が出ていたので、彼「あれ食べる?」と聞いてくれました。
そこで可愛く『うん』と言えば良かったのに「大丈夫」なんてドヤ顔して遠慮してしまいました。可愛くない私。
せっかく気遣ってくれたのに…悪いのは私です
たくさん見学してリフレッシュ、楽しかったです
帰るのに2時間かかるので、少し早めに引き上げました
帰り道の途中、凄く可愛いお店を見つけて遅いお昼を頂きました。人が全然いなくて、殺風景なところ
でも、中で売っていたものは凄く美味しくて当たりのお店でした
昨日とは違うお宿に到着
到着してすぐ、彼ひと眠りしました。さすがに疲れるよね
私はまだまだ元気だったので、部屋に彼を残し館内を散策して楽しみました
私、彼の気になるところが1つありました。時間があればすぐにswitchでゲームするんです。
旅行中もしていました、せっかくの旅行なのにゲームゲーム。そんなにゲームが大事なんだ
せめて旅行のときくらい、旅行に集中してくれてもいいのに。男女差なのかな、なんて半ば諦めていました
ありのままの彼を受け入れると会話がなくなるので、一緒にゲームするか画面見ていれば良かったのかもしれないけどゲームには興味のない私。
内心は「つまらないなあ」って思っていました。デートと旅行のときくらいね、ゲームから離れてよって。
ゲームされてしまうと、私することなくなります。同棲しているなら分かりますが、会えるのはたまになのに
最初からそうだったので、言っても直りません。彼にとってゲームは癒しの1つだったので、取り上げる訳にもいきませんでした
そのお宿のご飯は個室でとるようになっていました
たくさんのお料理が並び、名産品など食べきれない量を頂きました。美味しかったです
彼は自分が美味しいと思ったものを欲しがるところがあり、私が食べていないと『ちょうだい』と素直に言ってきます
彼、私に甘えていたんですね。振り返って分かりました
夕飯を食べたあと、露天風呂や温泉を堪能しました
そのお宿は人気だったので、館内も人が多かったです。
こうして旅行最終日を終えました。彼が眠ったあと、また温泉を堪能しに行ったのは言うまでもありません
翌日チェックアウトするとき、彼が『座ってて』というのでベンチで待機
彼が支払いするのを見ていました、現金で支払ってましたよ。結局支払いさせてくれませんでした
クレジットカードや電子マネーは使わない現金主義の彼、ポイントーっと心の中で思った私はケチですね
お札がよく見えなかったので、結局いくらかかったのか私には分かりませんでした
私『ありがとう!楽しかったね』と満面の笑みで言うと、彼「うん!」と言ってくれました
彼が満足そうだったので、私も一安心しました
多少の不満もお互いにあったと思いますが、大きな喧嘩もなく初めての旅行を終えることが出来ました
その後、3時間かけて帰宅しました
彼は家の前まで私を送ってくれました。そろそろ彼も家に着いたかなっていう頃、彼にお礼のLINEを送りました
彼『本当に楽しかったね!こちらこそ、ありがとう』と返事をくれました
彼にとっていい旅行だったことが私にはとても嬉しかったです
音信不通の物語
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